消臭

生ごみの臭いにも効果的?竹炭の消臭効果を徹底解明!

「竹炭は消臭効果がある」と耳にしたことはありませんか?インターネットやドラッグストアでも、竹炭の消臭効果を用いた消臭商品などが販売されています。

家には色々な臭いの気になる場所がありますが、中でも最も不快なのが生ごみの臭いではないでしょうか。特に夏場には部屋中に生ごみの臭いが広がりますし、臭いからコバエなど虫が発生することもあることから何とかしたいところ。

この記事では、竹炭は本当に生ごみの消臭に効果があるの?その理由や生ごみの臭い撃退法についてご紹介します。

竹炭には本当に消臭効果がある?

竹炭にはさまざまな効果・効用があり、「何となく便利なものなのだろう」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に竹炭を目にすると、それほど効果があるもののようには感じません。でも、実は消臭効果に加え抗菌効果やマイナスイオン効果など優れた作用が多くあります。

そこでここからは、本当に竹炭には消臭効果がある?竹炭の構造と消臭効果についてご紹介します。

竹炭の構造と消臭効果

黒い棒のような見た目の竹炭ですが、よく見てみると、無数の小さな穴が存在していて、これを「ハニカム構造」と言います。

そしてこの構造こそが、竹炭が高い消臭効果を誇る理由です。

竹炭の無数の小さな穴は、根から水分や養分を吸い上げる仮導管が炭化収縮してできた「マクロ管」と、その内壁に存在する「ミクロ管」です。名前から分かるように、マクロ管よりもミクロ管の方がさらに細かくなっています。

無数の小さな穴が、空気中にある臭いの原因や汚れを効果的に吸着させるため、臭いを元から取り除くことができるのです。たくさんの孔があるということは、それだけ表面積が大きいことを意味しています。竹炭の場合、1グラムあたりの表面積は700㎡!分かりやすくいうとテニスコート2面分超もあるというのですから驚きですね。

竹炭の消臭効果は、同じ「炭」である木炭の10倍以上と抜群の吸着力・消臭力を誇っていることからも、いかに竹炭に高い消臭効果があるということをお分かりいただけるのではないでしょうか。

基本的に繰り返し使用することができる竹炭ですが、やはり消臭効果には限界があります。吸着する穴が満杯になれば、それ以上臭いや汚れを吸収することができません。

ただ、効果がなくなればすぐに使用できなくなるわけではなく、繰り返し使えるのが竹炭の良いところ。

日光に当てたりお湯で洗うなどすると効果が元に戻ります。ただし長く使うと劣化するため、何かしらのエネルギーを加えても効果が戻らなくなったら、変えどきと判断して新しいものと取り換えましょう。

竹炭の吸着は2タイプ

臭いの原因や汚れを吸着させることができることから、消臭効果がある竹炭ですが、竹炭の持つ吸着には「物理吸着」と「化学吸着」の2タイプあります。

それぞれの特徴がこちらです。

  • 物理吸着…分子間引力で吸着する現象のことを指します。熱やエネルギーを加えることで吸着分子を分離させる還元性がある。
  • 化学吸着…表面に残留している酸素や水素からなる化合物の結合により吸着する現象のことです。何らかの外部エネルギーを与えても簡単には分離しないという特徴があります。

この2つが組み合わさり、高い消臭効果を発揮します。

人工的に作られた活性炭との違い

炭には竹炭や備長炭、活性炭など色々な種類があり、消臭効果だけで言えば「炭」とだけ表示されていると、素人目にはどれも同じように見えます。

ただしそれぞれに違いがあり、竹炭は自然の竹を焼くことで作られますが、それに対して竹炭と同様消臭効果があるとされる活性炭は人工的に作られたものであることが一番の違いと言えます。

消臭効果があるという意味ではどちらも同じように感じますが、やはり自然のものと人工的に作られたものとでは似て非なるものがあります。

その一番の違いが、性質です。竹炭の小さな無数の穴により消臭効果を発揮すると前述しましたが、単に臭いの原因や汚れを吸収するだけでなく、天日干しなどの外的エネルギーを加えることで吸着したものを放出させる性質があります。

竹炭と活性炭とではこの還元性が大きく異なることから、消臭効果にも差が生まれます。やはり、人工的に作られたものには限界があり、竹炭のもつ性質は自然のなせる業と言うことができるのではないでしょうか。

竹炭と備長炭は違うの?

竹炭と並んで知名度が高いのが、備長炭です。炭という大元は同じですが、特徴やそれぞれが持つ効果は異なります。

竹炭は臭いやガスの吸着力が高いことに比べ、備長炭は炭が硬く火持ちが良いことや、硫黄分が少なく臭いがないことなどから、備長炭は主に燃料用として用いられます。

消臭効果が全くないわけではありませんが、やはり竹炭と比較すると吸着力が劣ることから、消臭効果を求めるのであれば竹炭を選ぶようにしましょう。

それぞれ用途が異なることから、より高い効果を得るためにもそれぞれを使い分ける必要があると言えます。

メンテナンスの必要性

生まれ持った消臭能力がある竹炭。手軽に使用できるよう加工されているものも多くありますが、もちろんそのままでも十分消臭効果を期待できます。

でも、いくら自然のものとは言え永久的に効果が続くわけではありませんし、効果を持続させるためには適切なメンテナンスが必要となります。

定期的にメンテナンスを行い、必要に応じて取り換える等工夫するようにしましょう。

生ごみの臭いは竹炭で撃退!

さまざまな臭いがある中で、生ごみの臭いにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

生ごみというと、調理をする上で不要となったものや食べ物の残りなどの総称ですが、ごみと化すと、元々食べ物だったとは思えないほど嫌な臭いへと変化します。

「生ごみの臭いは、どうしようもない」と諦めている方必見!

そんな思わず顔をそむけたくなる生ごみにの臭いも、竹炭で撃退しましょう。

竹炭で生ごみの臭いを撃退する方法

竹炭を用いて、生ごみの臭いを撃退する方法は非常に簡単で、竹炭をそのままごみ箱に置いたり、竹酢液や木酢液を直接生ごみに振りかけるだけです。

竹炭さえ購入すれば、どなたでも簡単にできます。

さらに、竹炭を用いて生ごみを肥料とする方法がこちらです。

  1. よく水分を切った生ごみを容器に入れる。
  2. ごみの1割ほどの細かい粒炭を容器に混ぜ、密閉する。(夏場で4~5日、冬場で2週間程度)
  3. 時間が経過した生ごみは、臭いが取れて有機肥料として用いることができる。

時間を要しますが、単にごみとして処分するよりも有効活用することができるのでおすすめです。ご自宅で家庭菜園をされている方はぜひお試しください。

生ごみのある場所ってどこ?

生ごみのある場所は主にキッチンかと思います。キッチンには、生ごみをはじめとする臭いの原因がたくさんあることから、さまざまな臭いが合わさってさらに臭いを強めてしまうことも…。

では、竹炭を使用したキッチン内の消臭方法を場所別にご紹介していきます。

  • 排水溝…ごみ箱と同様、生ごみの独特な臭いを発するのが排水溝です。この排水溝の臭いの原因はヌメリにあります。ネットやストッキングに竹炭を入れて置いておく他、竹炭液・木酢液を振りかけておくようにすると、臭いの蓄積を軽減することができます。
  • 流し台の下…流し台の下に、食べ物を保管されている方も多いでしょう。流し台の下は、ジメジメと湿気が溜まりがちで、独特な臭いを発します。場所や状態にもよりますが、竹炭を300~500gほど小分けにして入れて置きましょう。
  • 床下収納…ご自宅によっては、キッチンに床下収納があるお宅もあるでしょう。床下収納は通気性が悪く湿気がこもりやすい場所です。流し台の下と同様、竹炭を300~500gほど入れて置くと、嫌な臭いを改善することができます。
  • 冷蔵庫…食材を保管している冷蔵庫の中は、言ってみれば臭いの箱です。さまざまな種類の食材が保管されているからこそ、生ごみに似た臭いを発することも…。竹炭を冷蔵庫の格段に1本(100g)ずつキッチンペーパーに包んで置いておくと、嫌な臭いが取れるのでおすすめです。

ちなみに、三角コーナーや排水溝は汚れが多い場所であることから、2か月ほどで小まめな取り換えをおすすめします。また、床下収納や流し台の下は4か月~6か月ほどで取り換えましょう。

竹炭×重曹で消臭効果UP!

いかに竹炭に高い消臭効果があるかということをお分かりいただいたところで、より一層高い消臭効果を得るための方法、それが重曹との組み合わせです。

重曹は、弱アルカリ性であり、酸性のものを中和させる作用があります。

実は、身の回りにある臭いの元は大半が酸性です。

今回ご紹介している生ごみはもちろんのこと、汗の臭いや靴箱の臭いなども酸性であることから、こういった酸性の臭いに重曹が触れると中和作用によって消臭効果を期待することができます。

生ごみに対して「竹炭×重曹」の消臭効果を得るためには、竹炭をまずキッチンペーパーで包み、ごみ箱に貼った上で、ごみに直接重曹を振りかけましょう。ダブルの消臭効果を期待することができるのでおすすめです。

ちなみに、重曹の消臭効果の持続期間は、使用する量にもよりますが、粉の状態で2~3か月を目安となります。期間が経過したら、新しいものに取り換えるようにしましょう。

置き炭で臭いが気にならない生活を手に入れる

生ごみの嫌な臭いには、ごみ箱や生ごみに直接対処することはもちろんですが、部屋に置き炭をし、部屋全体の臭いを消臭することも効果的です。

置き炭とは読んで字のごとく部屋に炭を置くことで、確実な消臭効果を得るためには部屋の四隅に、少なくとも二か所でもOKです。

置く竹炭の目安量は、1坪あたり3~5kg。

ただ単に炭を置いておくには多い量なので、インテリアとして置いてみるのもおすすめです。

また、窓やドアの位置など部屋の構造から空気の通り道を考えて置くとより高い効果を得ることが出来るので、考慮した上で置くようにしましょう。

生ごみの消臭に効果的!竹炭を活用した消臭剤の種類

生ごみの強い臭いにも消臭効果があるとご紹介しましたが、ただ単に竹炭のまま使うだけでなく、より使いやすくかつ消臭効果を高めるべくさまざまな形に加工されています。

ドラッグストアなどでも販売されていますし、インターネットにはより多くの種類を発見することができます。

では、生ごみの消臭に効果的な、竹炭を活用した消臭剤の種類についてみてみましょう。

消臭剤

最もポピュラーで手に取りやすいものが、はじめから消臭剤化しているものです。液状化されているものもあれば、粉末化されているものもあります。

ごみ箱に張り付ける、近くに置くなどすれば簡単に臭いを吸収することができるので非常に手軽です。

スプレー

竹炭を液状とし、スプレーで使うものも広く利用されています。CM などでは、ごみ箱はもちろん、部屋のいたるところに吹きかけられると消臭力の高さが強調されているように感じます。

生ごみに直接振りかける場合、一時的に高い消臭効果を得られます。

ただ、効果が継続する時間は限られているので、消臭剤と組み合わせて利用することが多いです。

消臭ビーズタイプ

竹炭を練りこんだ消臭ビーズタイプの商品も展開され、販売されています。

こちらも1ヶ月ほどしか消臭効果が持続しないので、頻繁な買い替えが必要となりコストがかかります。

竹炭空気清浄バッグ

竹炭消臭グッズの中でも注目されているのが、竹炭空気清浄バッグです。麻製バッグの中に竹炭が入っているもので、湿気や臭いのある場所に置いておくだけで消臭効果を期待できます。置くだけなので、簡単ですし、インテリアとしても利用できるデザインが女性を中心に人気がある理由です。

竹炭で気になる生ごみの臭いをシャットアウト~まとめ~

生ごみの嫌な臭いでお困りの方必見の、竹炭の消臭効果と具体的な消臭方法、消臭グッズについても併せてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

夏が近づき、気温が上がるとさらに強くなる生ごみの臭い…。毎日処分できれば良いものの、なかなかそうはいかず自宅の空間が臭いのせいで不快なものとするのは避けたいところかと思います。

一般的に販売されている消臭商品を活用するのも一つの手ではありますが、やはり自然の力に勝るものはありません。ぜひ、竹炭の消臭効果をあなたの生ごみの臭い対策に取り入れてみてください。

自然にも優しい竹炭で、快適空間を手に入れましょう!

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